
オンライン講義・学会発表における著作権法上留意すべき事項
■ 本コースの概要
オンライン講義や学会発表において、教材や資料作成・授業や発表をする際、他人のコンテンツ(映像・文章・データ・図表等)を、どこまでどのような方法で利用してよいか、著作権の問題については皆様なかなか悩みが深いところだと思います。
もちろん、コロナ以前においても著作権の問題はあったわけですが、コロナ禍をきっかけに急速にオンライン講義や学会発表の機会が増加し、著作権の問題がよりクローズアップされてきた印象があります。
そこで、オンラインとオフライン、リアルタイムとオンデマンド、大学の授業・学会発表・企業内部での利用は著作権法上の扱いが違うのか、どのように利用すれば著作権法上の適法利用になるのかなどについて、著作権法の基礎を簡単に説明をしたうえで、具体的事例に基づいて解説をいたします。
*本コースは2021年6月1日時点の法令にしたがって作成されたものです。同日以降の法令改正等により、コース内容が法令に沿っていないものになっている可能性がありますので、ご注意ください。
■ 本コースの対象者
・ 大学の授業や学会発表、企業内部などでスライドを利用して発表する方
■ 本コースを受講することで得られる知識
・ 著作権に関する基本的な知識
・ 第三者の著作物を適法に利用するための具体的方法
About the instructor

1997年京都大学法学部卒業。2000年弁護士登録。2015年にスタートアップのサポートを重点的に取り扱うSTORIA法律事務所を共同設立して現在に至る。
専門分野はスタートアップ法務、AI・データ法務、ヘルスケア法務。現在、様々なジャンル(医療・製造業・プラットフォーム型等)のAIスタートアップを、顧問弁護士として多数サポートしている。
AIの開発・利用・責任に関するセミナーを多数開催・登壇。経済産業省「AI・データ契約ガイドライン」検討会検討委員(~2018.3)。スタートアップファクトリー構築事業に係る契約ガイドライン検討会構成員(2018年)日本ディープラーニング協会(JDLA)有識者委員(2020.5~)日本データベース学会理事(2020.8~)。
Course content
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